2005年08月19日

漢方薬について

お薬にはいろいろな種類があります。大きく分けると現代医薬品と生薬などからできてる漢方薬等になります。
  
 さて漢方薬とはどのようなもののことを言うのでしょうか?
漢方薬とは中国の漢の時代に一応の完成をみた民族医学の薬のことです。現在の日本では漢方薬と呼ばれるものの中には日本に入ってきてから発展した日本生まれの漢方薬も含まれています。通常漢方処方は複数の生薬を配合しています。一種類の生薬のみの漢方薬もないことはないのですがごくわずかです。
そして配合する生薬の種類や量など処方ごとに決まっています。(症状により生薬の量や種類など多少変更する場合もあります) また処方にはそれぞれ名前がついています。 例をあげれば風邪などでよく使われている葛根湯も漢方処方の名前です。 ときに民間薬と漢方薬の区別がつきにくいとお聞きすることがあります。ドクダミやゲンノショウコ等の民間薬は複数の生薬を配合してないですし処方名もありませんので漢方薬ではありません。 次は漢方薬の使用する時の考え方を少しご説明します。

 漢方薬の使い方は病名にあわせて使うのではなく全身の状態をとらえて処方を決定します。ですから病名がまったく違うものでも同じ薬を使うということがあります。逆にいえば病名が同じでもまったく違う薬を使うこともあります。例えば先に出ました葛根湯は風邪で使うこともあれば肩こりに使うこともあります。また風邪に対して漢方薬を使うときでも状態(発熱・発汗・体力の強弱等)によってまったく違う薬を使い分けていきます。このように使用するときに現代医薬品と考え方が違っています。 まだ病原体や体の仕組みもわからない時代に体系化されたため現代医学になじんでいると少々取りつきにくいですね。
 
 さて本題の不眠に使う漢方薬ですが前述のとうりみんなコレを飲めば治るというものではありません。よく使われるものをご紹介いたしますので一つの参考にしてみてください。

柴胡加竜骨牡蛎湯 
 体力のある方で精神不安、動悸、不眠、神経症、更年期障害などある方に使用します。

三黄シャ心湯
 体力のある方でのぼせ、赤ら顔、不安、便秘、肩こり、痔出血、不眠、更年期障害などある方に使用します。

大柴胡湯
 体力のある方の耳鳴り、肩こり、高血圧、便秘、不眠、食欲減退、胃部の硬いつかえなどある方に使用します。

桃核承気湯
 体力のある方で下腹部に自覚的圧痛または硬い塊があり、のぼせ、下半身の冷え、便秘、月経不順、便秘、高血圧、めまい、頭痛、肩こり、イライラ、不眠、動悸などある方に使用します。

黄連解毒湯
 体力は中程度で赤ら顔、イライ、ラめまい、動悸、不眠などある方に使います。
 また、胃炎、二日酔い、皮膚疾患に使うこともあります。

甘麦大棗湯
 体力は中程度で神経質、あくびが多い、ヒステリー、不眠などある方に使用します。

釣藤散
 体力は中程度で慢性の頭痛、肩こり、便秘、不眠、中高年の高血圧などある方に使用します。

加味逍遥散
 体力のない方で肩こり、易疲労、精神不安、便秘、冷え性、月経不順、更年期障害、不眠などある方に使用します。

桂枝加竜骨牡蠣湯
 体力のない方で易疲労、易興奮、驚きやすい、神経質、頭髪が抜けやすい、フケが多い、不眠、動悸、眼精疲労などある方に使用します。

柴胡桂枝乾姜湯
 体力のない方で冷え、貧血、動悸、息切れ、神経過敏、口の渇き、寝汗、不眠などある方に使用します

酸棗仁湯
 体力のない方で疲れすぎて眠れない、船酔い車酔い旅などで眠れないなどに使用します。

抑肝散
 体力のない方で神経が高ぶるもの、神経症、不眠などある方に使用します。
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睡眠とお薬

夜しっかり寝て次の日爽快に目覚める。それが理想です。でもいろいろ工夫しても良い睡眠が得られない、眠れない、など悩みを抱えるようであれば一度病院や薬局で相談してみてはいかがでしょう。

薬にもいろいろあり医師の処方箋がないともらえない医療用の睡眠薬から最近は薬局で処方箋なしで買える睡眠薬も発売されています。その他、漢方薬もあり個人個人に応じて最適な治療を選ぶことができます。慢性でなくあまりひどくない一過性の不眠であれば市販の睡眠薬を試してみるのも一つの方法です。
もし身体にいろいろな症状(便秘・イライラなど)も合併しているなら漢方薬局などで漢方薬を選んでみるのも良いでしょう。

あまり程度が強いようなら病院にかかることをお勧めします。病院で見てもらえば健康保険も使えます。特に持病をお持ちの場合は薬の選択が難しい場合があります。そのような場合は自己判断せず医師、薬剤師に必ず相談しましょう。

時に睡眠薬に対して非常に副作用など気にする方がいらっしゃるようですが副作用はどんな薬でも起こる可能性はあります。ただ皆さんに起こるのではなくたいていの場合は安全に使うことができます。正しい知識をもって薬を使うのであれば副作用が起きても早期に対処できます。まれにしか副作用が起こらない薬を飲まずに眠れないでしんどい思いをするのであればしっかりお薬を知った上で安全にお薬を飲み熟睡する。そのほうが体にとって有益なのではないでしょうか
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お昼寝について

忙しい日常でほっと一息。「あらあら気がついたこんな時間、お昼寝しちゃった」といった経験がおありの方も多いと思います。実は人体の睡眠のリズムとして午後2時くらいに眠気が生じることわかっています。特に睡眠不足の際にはお昼の眠気は顕著になります。ですからお昼寝自体は悪いものではないのですがとり方が問題になってきます。もしあなたがお昼寝をとることができるとしても長い昼寝や夕方以降の昼寝は夜の睡眠に悪影響を及ぼす可能性があります。お昼寝をとるのであれば午後2時から3時の間の20〜30分の短時間の昼寝でうまく午後の眠気をやり過ごすのが良いでしょう。
お昼寝のポイント
1.30分でおきれるように目覚まし時計をセットしましょう。
2.夕方になってしまったらお昼寝はしないほうがいでしょう。
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爽快な目覚めのために

ヒトの脳の中には、生体リズムをコントロールする体内時計がありますが日光を浴びない生活ならば25時間で機能すると言われています。私たちの生活は一日24時間です。この体内時計を規則正しく24時間でコントロールするには朝起きたときに日光を浴びる事のが良いと言われます。日光は、眼を通じて体内時計を刺激し、一日の行動に適したリズムを作ります。早起きが早寝に通じることはもちろん、目が覚めたら適度な日光を浴びるようにすることが快適な睡眠や快適な日常生活につながります。なお、雨の日や曇の日でも室内において窓際の方が自然の光を取り入れやすいことがわかっています。特に夜間に外部からの光が睡眠の妨げにならないようなら朝の日の光まで遮ってしまう様なカーテンは使用しないのが良いでしょう。もしそういったカーテンを使うならタイマー付ライトで朝の光の代わりをするのも爽快な目覚めのための一つの方法です。

また次の日が休日だからといって遅くまで夜更かしして休日に長く寝床で過ごすとその晩に寝付きが悪くなり翌日の朝がつらくなるので注意が必要です。規則正しい生活は良い睡眠につながります。日々心がけましょう。
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睡眠前の工夫

経験のある方も多いと思いますがあまり「眠ろう 眠ろう」とするとその意気込みがむしろ頭をさえさせ寝付きを悪くする事があります。眠れないときは軽い読書(人によっては難しい退屈な本を読む方が効果がある場合も)をしたり、リラックスするような音楽(例えばクラシックのバッハ・モーツアルトなど)をかけたり、アロマテラピーをためしてみたり、ストレッチなど軽い運動もおすすめです。特に入浴時のぬるめの入浴が寝付きを良くしますのでおすすめです。入浴時アロマバスにするとさらにリラックス。自分にあった方法で、心身ともにリラックスするよう心がけてください。また床につくタイミングも重要です。眠たくなってから寝床につくのがよいでしょう。頭がさえたままで眠りにつこうとすると冒頭の「眠ろう 眠ろう」の状態になってしまう場合もあります。眠りにくい場合もあまり気負わずにゆったりした気分でいるほうが良い睡眠を得やすいでしょう。
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生活習慣

快適な睡眠の妨げになっているのが案外生活習慣だったりします。例えば寝る前にコーヒーを飲んだりしていませんか?睡眠直前でなくても夕食が遅い方だと夕食後に飲んだコーヒーのカフェインが寝つきが悪くなってる原因かもしれません。具体的には就寝の4時間前以降のカフェイン摂取は、入眠を妨げる傾向があります。コーヒー好きの方で不眠の傾向がある方はご自分の生活習慣を見直してみると案外簡単に寝つきが良くなるかもしれませんよ。

またよく聞くことがある寝酒ですが実は、寝酒は眠りが浅くなったり、断続的になるなど睡眠の質を悪くします。またアルコールを連用することで慣れが生じ、同じ量では寝付けなくなってしまったり、飲みすぎにつながりやすいことに注意しなければなりません。また睡眠薬とアルコールの併用は薬の作用が強くでたり、記憶障害、ふらつきなどの副作用が出ることがありますので、一緒に飲まないよう注意が必要です。

寝る前の飲食だけでなく睡眠をとる環境、寝具や寝室の光や音の調節などは快適ですか?快適な睡眠のための環境づくりとして、睡眠を妨げる騒音や強い光など防ぐ工夫をしたり寝具も自分にあったものを使うなど工夫することが大切です。あまり強い光が入ってくるなら遮光カーテンを検討してみるのはいかがでしょう。ただし、朝起きるときは爽快な目覚めのため日光などの光を浴びた方がいいということは知っておいたほうがいいでしょう。それらをよく考え窓からの入ってくる光の量をうまく調節できるカーテンやブラインドなどが適切ものを選びましょう。

枕や布団、マットなど素材や形がいろいろあります。枕やマットは好みにもよりますが低反発のものが感触や体圧分散するため人気が高いようです。自分にあったものを探してみましょう。
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睡眠時間

よく「8時間睡眠が良い」など睡眠時間について聞くことがありますが実際には快適な睡眠のための睡眠時間は人それぞれです。特に年齢の影響は大きく、10歳代では、8〜10時間、成人以降50歳代までは、6.5〜7.5時間、60歳代以上で平均6時間弱と言われており高齢になるほど必要な睡眠時間が短くなります。ですから例えば高齢の方が「8時間睡眠」を信じて無理に長時間眠ろうとすることで、かえって睡眠の質を低下させる。ということも考えられますので注意が必要です。快適に睡眠を確保できているかを評価する方法の一つとして、日中、眠気で活動に支障が出るようでなければ良いでしょう。6時間より短い睡眠でも満足している人もいますからあまり睡眠時間の長短にこだわらずに質の良い睡眠を自分にあった睡眠時間でとる様にしましょう。
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レム睡眠とノンレム睡眠

最近よくテレビなどで聞くことがあると思いますが「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」という2つのタイプの眠り私たちの睡眠は成り立っているのです。
具体的には「レム睡眠」(REM睡眠)とは眠っているときに眼球が素早く動く(英語でRapid Eye Movement)ことから名づけられた眠りです。もうひとつの眠り「ノンレム睡眠」は、このような眼球運動を伴わない眠りです。この2つの眠りのうちレム睡眠が「体の眠り」ノンレム睡眠が「脳の眠り」と言われています。
レム睡眠のとき、脳波や筋電図をとってみると、脳波は“浅い眠り”の波を示し、筋肉の緊張や反射活動が抑えられています。つまり、レム睡眠のとき、大脳はかなり活動しているのに対し、筋肉は緊張をといて、からだはぐったりとした状態になっているのです。そのためレム睡眠は「からだの眠り」と呼ばれるのです。筋肉の疲労回復に重要な役割を果たしていると考えられています。また 夢を見るのもレム睡眠中です。

ノンレム睡眠は
1.うとうとしている入眠期
2.浅い眠り
3.中等度の眠り
4.深い眠り
以上、4つの段階に分類されています。各段階それぞれ特有の脳波が認められ、眠りが深くなるにつれて脳波の動きがゆったりしてきます。私たちは、寝入りばなのときには、すみやかに深い眠りに移行していきます。このときには眼球の素早い動きはみられません。このようにノンレム睡眠から始まり1時間半〜2時間程続いたあと、いちど眠りが浅くなって、最初のレム睡眠が現れます。このとき、眼球の急速な動きがみられます。このレム睡眠が約5分ほど続き、再び深い眠り(ノンレム睡眠)へと入っていきます。このように、レム睡眠とノンレム睡眠はセットになって、約1時間半程の周期をつくり、一晩に4〜5回くり返すのが、睡眠の一般的な型と言われてます。
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睡眠の役割

睡眠は日常の中ですべての人が経験することですが睡眠をとるということが当たり前すぎてあまり深く考えることは少ないのではないかと思います。ここではその睡眠ついて掘り下げていこうと思います。

人間は日常のさまざまな活動により、脳や身体の細胞に疲労物質、老廃物など体に必要ないものがたまります。それを睡眠で疲労した脳と身体を効率的に休め必要ないものを取り除き、すみずみまで栄養を補給するのですが睡眠時間があまり取れない場合など寝不足になり、疲労物質がとれないため疲れやすくなったり、肌の調子が悪くなったりイライラや集中力の欠如が起こりやすくなるなど仕事や日常の生活に大きな影響を与えます。

また今まで謎の多かった睡眠の役割が次第に明らかにされ、免疫、代謝といった基本的な生命機能にとって適切な睡眠が重要であることもわかってきました。そのうちの一つに睡眠中にさまざまなホルモンが分泌されるという事があります。その中には成長ホルモンも含まれます。成長ホルモンと聞くと「昔から寝る子は育つ」と言われてるのを思い出すかも知れません。ですが実は子どもの成長に不可欠なだけでなく、大人にとっても皮膚再生など大きな役割をもっており、子どもにも大人にもとても重要なのホルモンなのです。この成長ホルモンは寝不足などで分泌が低下します。ですから子供の成長のためだけでなく女性のお肌のためにも睡眠はしっかりとるべきなのです。

次に睡眠と記憶の関系です。
記憶が脳に固定されるためには、レム睡眠(体は眠っていても脳は活動している状態)が必要なのです。ですから試験前に徹夜で勉強をしても、眠らなければその記憶はすぐに忘れられてしまいます。まさに記憶の固定から考えても毎日の積み重ねが大切なのです。また、レム睡眠で夢を見ている間に、脳は情報を取捨選択し、不必要な記憶を消去しているともいわれています。試験で良い点をとるにも睡眠は大変重要ですね。
posted by 山田 at 15:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 快適な睡眠のために | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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