2005年09月11日

アスピリン、より高用量の長期使用で大腸がんリスクが低下する ただし消化管出血リスクは上昇(medwave)

大腸がん予防におけるアスピリンの効果を評価し、より高用量を長期間摂取すると、大腸がんリスクは半減することを示した。一方で、消化管の大出血のリスクは2倍になるという。
大腸線腫の予防を目的とする短期的アスピリン投与の再発リスク減少効果が示されている。が、アスピリン摂取と大腸がんリスクの関係については情報が少なく、長期間の追跡はほとんど行われていなかった。
研究者たちは、アスピリンだけでなく、イブプロフェン、ナプロキセンなどの非ステロイド系抗炎症剤(NSAIDs)とアセトアミノフェンの影響も調べた。
アスピリン以外のNSAIDsについても同様の結果が得られた。週2錠以上の摂取で多変量調整後相対リスクは0.79(0.64-0.97)。効果は直腸がんについては有意でなく、作用には用量依存的だった。アセトアミノフェンの定期的な使用はリスク減少をもたらさなかった。
今回の研究は女性のみを対象としているが、著者たちによると、大腸がんおよび大腸線腫に対するアスピリンの予防効果は、男性にも見られるとの報告がある。


前回ご紹介したオリーブオイルの鎮痛効果の記事でふれたがんリスクの低減はこの研究を元に可能性を示唆したものと思われます。
posted by 山田 at 10:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 癌に関する情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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